たんぱく質 摂取量 筋トレの基本|筋トレ・減量での実践ポイント
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たんぱく質 摂取量 筋トレの基本|筋トレ・減量での実践ポイント

たんぱく質 摂取量 筋トレを筋トレ・減量の視点で解説。目安量、タイミング、食事例、失敗しやすいポイントまで実践的に整理します。

2026年5月31日9分で読めます食事メーター編集部
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筋トレを始めると、まず気になるのが「たんぱく質は1日どれくらい必要なのか」という点です。結論から言うと、筋トレ中のたんぱく質摂取量は「体重あたり」で考えるのが基本です。ただし、筋肥大を目指すのか、減量中なのかで目安は少し変わります。

初心者がまず押さえたいのは、トレーニング前後の1回だけを気にするより、1日トータルで必要量を満たし、それを複数回に分けて食べることです。この記事では、筋トレと減量に活かせるたんぱく質の摂取量、食事タイミング、具体的な食事例、ありがちな誤解まで、実践しやすい形で整理します。

筋トレ中のたんぱく質摂取量の基本

筋トレ中のたんぱく質摂取量の基本

たんぱく質は筋肉をはじめ、体のさまざまな組織の材料になる栄養素です。筋トレをすると筋肉タンパク質の分解と合成が活発になるため、適切な量のたんぱく質をとることが重要になります。

一般的な健康維持の基準と、筋トレ中の目安は同じではありません。厚生労働省の食事摂取基準は健康管理の土台として重要ですが、筋肥大や減量中の筋量維持を狙う場合は、やや多めに設定されることが多いです。

目安は体重あたりで考える

筋トレをしている人のたんぱく質摂取量は、次のように考えるとわかりやすいです。

  • 筋トレ初心者の基本目安:体重1kgあたり1.2〜1.6g
  • 筋肥大をしっかり狙う場合:体重1kgあたり1.6〜2.2g
  • 減量中で筋肉を維持したい場合:体重1kgあたり1.6〜2.2gを目安に、やや高めを検討

あくまで目安であり、運動量、体脂肪率、食事内容、年齢などで個人差があります。初心者なら、まずは体重1kgあたり1.4〜1.6g前後から始めると実践しやすいでしょう。

体重別のたんぱく質摂取量早見表

体重別のたんぱく質摂取量早見表

「結局、自分は何g食べればいいのか」がすぐわかるよう、体重別の目安を表にまとめます。

体重基本目安 1.2g/kg筋トレ向け 1.6g/kg高め 2.0g/kg
50kg60g80g100g
55kg66g88g110g
60kg72g96g120g
65kg78g104g130g
70kg84g112g140g
75kg90g120g150g
80kg96g128g160g

初心者なら、まずは「体重×1.6g」をひとつの目安にするとシンプルです。たとえば体重60kgなら96g、70kgなら112gです。毎日ぴったりでなくても問題ありません。習慣的にこの水準へ近づけることが大切です。

減量・増量でたんぱく質の考え方は変わる

筋トレといっても、減量中と増量中では食事設計が違います。たんぱく質だけでなく、糖質や脂質とのバランスも重要です。

増量中の目安

増量では、筋肉を増やすためにエネルギー不足を避ける必要があります。たんぱく質は体重1kgあたり1.6〜2.2gを目安にしつつ、糖質を十分に確保するとトレーニングの質が保ちやすくなります。

たんぱく質ばかり増やしても、総エネルギーや糖質が不足すると筋肥大は進みにくくなります。ご飯、パン、麺、いも類なども適切に組み合わせましょう。

減量中の目安

減量では摂取エネルギーを抑えるぶん、筋肉が落ちやすくなります。そのため、たんぱく質は体重1kgあたり1.6〜2.2g程度を意識し、やや高めに設定されることが多いです。

ポイントは「たんぱく質を増やす代わりに、脂質や余分な間食を調整する」ことです。たとえば同じ肉でも、脂身の多い部位より鶏むね肉、ささみ、赤身肉、魚、大豆製品を増やすと、エネルギーを抑えながら必要量を確保しやすくなります。

減量で失敗しやすい例

  • サラダ中心でたんぱく質が足りない
  • プロテインだけ増やして食事が崩れる
  • 糖質を極端に減らしてトレーニングの質が落ちる
  • 脂質の多いおかずで、たんぱく質は摂れていても総エネルギーが増えすぎる

減量中こそ「高たんぱく・適正エネルギー・極端すぎない糖質調整」が基本です。

1食あたりの摂取量目安と配分

1日に必要なたんぱく質を、1回でまとめて摂るより、複数回に分けて摂る方が実践しやすいです。筋たんぱく合成を考えると、1日を通して分散して摂ることが有効と考えられています。

1食あたりの目安

初心者なら、1食あたり20〜40g程度を目安にすると組みやすいです。体格が小さい人は20g前後、大きい人や減量中・増量中で必要量が多い人は30〜40gを狙います。

たとえば1日100gを目指すなら、次のように分けられます。

  • 朝食:25g
  • 昼食:30g
  • 夕食:30g
  • 間食やトレ後:15g

このように分配すると、無理なく達成しやすくなります。

筋トレ前後の食事タイミング

たんぱく質のタイミングはよく話題になりますが、最優先は1日トータルです。そのうえで、トレーニング前後を上手に使うとより実践しやすくなります。

トレーニング前

筋トレの1〜3時間前に、消化しやすいたんぱく質と糖質を含む食事を摂るのが目安です。脂質は消化が遅くなるため、直前は控えめが向いています。

  • おにぎり+ゆで卵
  • ご飯+鶏むね肉
  • バナナ+ヨーグルト
  • 食事が難しければプロテイン+軽い糖質

トレーニング後

トレ後は回復のためにたんぱく質を補給したいタイミングです。ただし、「30分以内でなければ無意味」というほど厳密ではありません。トレ前後数時間の中で、食事やプロテインを取り入れれば十分実践的です。

  • プロテイン+おにぎり
  • 牛乳やヨーグルト+バナナ
  • 帰宅後に魚定食や鶏肉メインの食事

食事だけで足りない場合のプロテイン活用法

プロテインは特別なものではなく、食事で不足したたんぱく質を補う手段です。食事が整っていれば必須ではありませんが、初心者にはかなり便利です。

こんな人に向いている

  • 朝食が軽くなりやすい
  • 仕事や学校で食事回数が限られる
  • トレ後すぐに食事できない
  • 減量中で脂質を抑えながらたんぱく質を増やしたい

1回20g前後のたんぱく質補給として使うと管理しやすいです。ただし、プロテインだけに頼るのではなく、肉・魚・卵・乳製品・大豆製品も組み合わせて栄養の偏りを防ぎましょう。

たんぱく質を摂りやすい食品一覧

普段の食事で使いやすい食品を覚えておくと便利です。

  • 鶏むね肉 100g:約20g前後
  • ささみ 100g:約20g前後
  • 鮭 1切れ:約20g前後
  • 卵 1個:約6g
  • 納豆 1パック:約7〜8g
  • 木綿豆腐 1/2丁:約10g前後
  • ギリシャヨーグルト 1個:約10g前後
  • 牛乳 200ml:約6〜7g
  • プロテイン 1杯:約15〜25g

商品や調理法で差があるため、数値は目安です。

初心者向けの1日の食事例

体重60kg・筋トレ中・1日約95〜100gを目指す例

朝食

  • ご飯
  • 卵2個
  • 納豆
  • ヨーグルト

たんぱく質目安:約25g

昼食

  • 鶏むね肉の定食
  • ご飯
  • 味噌汁

たんぱく質目安:約30g

間食またはトレ後

  • プロテイン1杯
  • バナナ

たんぱく質目安:約20g

夕食

  • 鮭または赤身肉
  • ご飯
  • 豆腐
  • 野菜

たんぱく質目安:約25〜30g

このくらいなら、特別な食材を使わなくても到達できます。食事記録が苦手な人は、写真ベースで食事内容を記録できるサービスを使うと、たんぱく質不足や脂質過多に気づきやすくなります。

誤解されやすいポイント

たんぱく質を多く摂れば摂るほど筋肉が増えるわけではない

必要量を大きく超えても、筋肉が比例して増えるわけではありません。筋トレの刺激、総エネルギー、糖質、睡眠も重要です。

トレーニング後だけ気にすればよいわけではない

トレ後の補給は大切ですが、それ以上に1日全体で足りているかが重要です。朝食を抜いて夜にまとめて食べるより、毎食に分ける方が安定します。

たんぱく質だけで体づくりは完成しない

筋トレのパフォーマンスには糖質が必要ですし、ホルモンや健康管理には脂質も欠かせません。極端な糖質制限や脂質制限は、かえって継続しにくくなることがあります。

食事管理は厳密すぎなくてよい

毎日1g単位で合わせる必要はありません。目安として把握し、数日〜1週間で見て大きく不足しないことが大切です。継続しやすさを優先しましょう。写真ベースで把握したい場合は、記録補助ツールを使うと初心者でも続けやすくなります。

初心者が今日からやるべき実践ステップ

1. 体重×1.6gで1日の目標を決める

まずはシンプルに設定します。60kgなら約96gです。

2. 3食で均等に割る

1食25〜35gを意識すると達成しやすくなります。

3. 毎食にたんぱく源を1つ以上入れる

卵、納豆、肉、魚、豆腐、乳製品などを固定化すると迷いません。

4. トレ前後は不足分を補う

食事が空くなら、プロテインや軽食を使って調整します。

5. 減量中は脂質の多い食品を見直す

同じたんぱく質量でも、食品選びでエネルギー差が大きく出ます。

まとめ

筋トレ中のたんぱく質摂取量は、体重あたりで考えるのが基本です。初心者なら体重1kgあたり1.2〜1.6g、しっかり体づくりをしたいなら1.6〜2.2gが目安になります。減量中は筋肉維持のため、やや高めを意識すると実践しやすいです。

また、重要なのは1回の大量摂取ではなく、1日トータルを満たしながら複数回に分けることです。トレーニング前後の食事タイミングも有効ですが、それだけにこだわりすぎる必要はありません。

まずは自分の体重から1日の目標量を出し、朝・昼・夕・間食に分配してみてください。これだけでも、筋トレの食事管理はかなりわかりやすくなります。

公開日: 2026年5月31日最終更新: 2026/5/31
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