飲み会 ダイエット 食事の基本|筋トレ・減量で失敗しない食事設計
飲み会 ダイエット 食事について筋トレ・減量の視点で解説。目安量、タイミング、食事例、失敗しやすいポイントまで実践的に整理します。
ダイエット中でも、飲み会が入ったからといって即失敗ではありません。崩れやすいのは「飲み会そのもの」より、空腹で行く、最初の1杯から流される、翌日に食事を極端に抜いて反動でまた食べる、といった流れです。大事なのは、当日だけ我慢することではなく、事前調整、店での選び方、翌日の立て直しまでを1セットで考えることです。
厚生労働省の資料では、アルコールは1gあたり約7kcalが目安です。食品成分表では7.1kcal/gで扱われることもあります。しかも、甘い割りものや揚げ物、締めの主食が重なると、総摂取エネルギーは想像以上に増えやすくなります。だからこそ、初心者ほど「何をどれだけ我慢するか」より、「どこで増えやすいか」を先に知っておくほうが続けやすいです。
ダイエット中の飲み会でまず押さえたい基本

飲み会で体重管理が難しくなりやすい理由は、大きく4つあります。
- アルコール自体にエネルギーがある
- 食欲がゆるみ、揚げ物や締めに手が伸びやすい
- 塩分の多い料理が重なると、翌朝にむくんだり体重が増えて見えたりしやすい
- 夜遅い時間の飲食で、翌朝に胃もたれしやすい
ここで知っておきたいのは、翌朝の体重増加がすべて体脂肪ではないことです。飲み会後の増加は、水分バランスの変化、塩分によるむくみ、胃や腸に残っている食べ物の影響も大きいのが普通です。もちろん食べ過ぎや飲み過ぎが続けば体脂肪は増えますが、1回の飲み会で増えた数字だけを見て、極端な断食をする必要はありません。目安として考え、個人差を見ながら調整するのが現実的です。
飲み会前の食事調整は「抜く」より「整える」

初心者がやりがちなのが、夜に備えて朝昼を極端に減らすことです。これはあまりおすすめできません。空腹で飲み会に行くと、アルコールの影響を受けやすくなり、最初の唐揚げやポテト、締めの麺まで止まりにくくなることがあるからです。
当日の事前調整のコツ
- 朝食は抜かず、たんぱく質を入れる
- 昼食は脂質を控えめにして、食べ過ぎない
- 飲み会の1〜2時間前に軽く食べておく
- 水分不足の状態で行かない
具体的には、朝はゆで卵、納豆、ギリシャヨーグルト、味噌汁など。昼は鶏むね肉の定食、魚定食、そばとサラダの組み合わせなどが無難です。直前の軽食は、プロテイン、無糖ヨーグルト、サラダチキン、果物少量などで十分です。
ここでのポイントは「カロリーをゼロにする」ことではなく、夜に暴走しにくい状態を作ることです。普段の記録が曖昧な人は、食事記録アプリなどで昼までの食事量や脂質の多さを見える化すると、調整しやすくなります。
居酒屋で太りにくい食べ方は順番で決まりやすい
ダイエット中の飲み会では、最初に何を食べるかで、その後の選び方がぶれにくくなります。一般には、野菜や海藻、きのこなどを先に入れ、その後にたんぱく質中心の料理を選ぶと、食べ過ぎを防ぎやすくなります。
最初に頼みたい料理
- 海藻サラダ
- きのこ系の和え物
- 酢の物
- 枝豆
- 冷ややっこ
これで空腹を落ち着かせてから、次にたんぱく質を入れます。
次に選びたい高たんぱくメニュー
- 刺身
- 焼き魚
- 焼き鳥
- だし巻き卵
- 豆腐料理
- 砂肝、ささみ、レバーなどの串物
焼き鳥は、タレだと砂糖分が加わりやすく、塩だと塩分が増えやすいので、どちらか一方が絶対によいというより、量や組み合わせで調整するのが現実的です。皮やぼんじりなど脂質が高めの部位は、頻度や本数を控えめにすると全体のバランスを取りやすくなります。
後半まで待ちたいもの
- フライドポテト
- 唐揚げ
- マヨネーズの多いサラダ
- ピザ
- チャーハン
- ラーメン
- デザート
食べてはいけない、という意味ではありません。問題は「最初からこればかり」になることです。揚げ物を食べるならシェア前提、締めは食べる前に量を決めておくと崩れにくくなります。
お酒は何を選ぶと調整しやすいか
飲み会で選ばれやすいお酒の中では、比較的調整しやすいのは、甘い割りものを避けやすい飲み方です。なお、アルコールのエネルギーは種類で大きく消えるわけではないため、「蒸留酒だから太らない」とは言えません。
比較的選びやすいお酒
- ハイボール
- 焼酎の水割り、お湯割り、お茶割り
- ウイスキー
- 辛口のワイン
- 無糖の炭酸割りやお茶割り
控えめにしたいお酒
- ビールを何杯も続ける
- 日本酒を長時間だらだら飲む
- 梅酒
- 甘いカクテル
- ジュース割り
- エナジードリンク割り
「ビールは何杯までが目安か」という疑問には、万人共通の正解はありません。体格や体質、体調で差が大きいからです。実践しやすい方法としては、最初の1杯を楽しんだら、2杯目以降は無糖の割り方を選び、あらかじめ杯数を決めておくやり方があります。参考までに、ビール500mL・5%は純アルコール約20gです。
また、水や炭酸水を合間に飲むのは重要です。お酒と一緒にノンアルコールの飲み物をはさむと、飲むペースを落としやすく、結果として飲み過ぎを防ぎやすくなります。
注文に迷わない居酒屋テンプレート
他の記事に少ない実践策として、注文の型を決めておくと失敗しにくくなります。宴会コースやチェーン居酒屋でも使える考え方です。
1杯目から締めまでのテンプレート
- 1杯目はビールでも可。ただし、その後どう切り替えるか先に決める
- 最初の2品は枝豆、海藻サラダ、冷ややっこ、酢の物から選ぶ
- 次の2品は刺身、焼き鳥、焼き魚など、たんぱく質中心にする
- 揚げ物はシェアして少量にする
- 2杯目以降は、甘くない割り方の酒かノンアルコール飲料もはさむ
- 締めは頼まないか、少量を取り分ける
このテンプレートを先に決めておくと、その場の雰囲気で流されにくくなります。
飲み会翌日のリセットでやること
翌日は「抜く」より「戻す」が基本です。むくみや胃もたれがあっても、何も食べないより、消化しやすく塩分と脂質を控えめにした食事へ整えるほうが続けやすいです。
翌日にやること
- 水分をしっかり取る
- 野菜、海藻、きのこを増やす
- たんぱく質を極端に減らさない
- 主食は食べ過ぎない範囲で整える
- 体調に合わせて軽く歩く
おすすめは、朝に水と汁物、昼に魚か鶏肉と野菜、夜に豆腐や魚と野菜スープという流れです。
翌日にやらないこと
- 朝昼を完全に抜く
- 体調が悪いのに、サウナや激しい運動で帳尻合わせをする
- 甘い飲み物でだるさをごまかす
- 夜にまた高脂質の外食を重ねる
軽い散歩はよいことがありますが、寝不足や脱水感が強い状態で無理に追い込むと、かえって体調を崩しやすくなります。
翌日のモデル献立
朝
- 水
- 味噌汁かスープ
- ヨーグルトまたは卵
- 果物を少量
昼
- 焼き魚定食
- もしくは、サラダチキン、ゆで卵、サラダ、おにぎり1個
夜
- 湯豆腐
- 刺身
- 野菜スープ
- 主食は少なめ、または活動量に応じて調整
コンビニでも十分対応できます。迷う人は、前日と翌日の食事を見える化し、脂質や総量が増えすぎていないか確認するだけでも修正しやすくなります。
よくある疑問
飲み会前に食事は抜くべき?
抜かないほうが無難です。軽く食べてから行くほうが、暴飲暴食を防ぎやすく、アルコールの影響も受けにくくなります。
ビールはダメ?
絶対にダメではありません。最初の1杯を楽しんで、その後を甘くない割り方の酒やノンアルコール飲料に切り替えるほうが現実的です。
体重が増えたら失敗?
翌朝の増加は、体脂肪だけでなく、むくみや消化管内に残っている内容物の影響も大きいです。数日で戻ることもあるので、1日単位で悲観しすぎないことが大切です。
まとめ
ダイエット中の飲み会は、我慢大会にしないほうが続きます。朝昼を極端に削らず、空腹を作らない。店では野菜や海藻、きのこ類から入り、たんぱく質を中心に選び、揚げ物や締めは量を決めて楽しむ。お酒は種類そのものより、甘い割りものや飲む量に注意し、無糖の割り方や水をはさみながら調整する。翌日は断食ではなく、水分、野菜、海藻、たんぱく質を意識して普段の食事に戻す。この流れを覚えるだけでも、飲み会があっても体重管理は続けやすくなります。



















